
卒試①~今年初仕事

最近更新していなかったのでまとめて書きます。
1月7日の火曜日、卒業試験のリハーサルがありました。指揮科の卒業試験はリハーサルも試験として点数になるのです。
僕が卒業試験の課題として指揮をするのはリスト作曲、交響詩「前奏曲」です。レ・プレリュードとも呼ばれています。

交響詩の始祖として知られるリストの3曲目の交響詩で、「人生は、死への前奏曲である」というラマルティーヌの詩が題材となった楽曲です。
リハーサルが終わって先生方から講評を聞きましたがまだまだ反省すべき点が多いです。
ある先生から「指揮者が一番音楽を楽しんでいなかった」と言われました。その理由をずっと考えていたのですが、それは翌日の指揮レッスンで明らかになりました。
僕の指揮は徹底的にリズムを取るように指揮棒を叩きつけるような振り方を良くしていたのですが、それが全く音楽の流れを無視しているように見えていたのでした。
交響詩「前奏曲」はテンポの指定が細かく、初見状態のオーケストラにどうしたら一番わかりやすく合理的に曲の構造が伝わるかを考えて振った結果だったのですが、それが「音楽」そのものへの表現を阻害していたようでした。
それをレッスンの先生は「奏者を信用していない証拠だ」と仰っていました。決して僕はそんなつもりはありませんでしたが、そもそもそういう振り方をするというのは自己保身に走っている心情の表れであり、それはひいては奏者を信用していないという事につながるのかもしれません。
心のどこかで自分だけでなく、自分の指揮に応えてくれる演奏者にも、一歩引いた距離で物事を見てしまっていたようでした。
来週、もう1度リハーサルの試験があるので、そこでなんとか反省を生かした演奏が出来るようにしたいです。
レッスンの後、授業を受け、その後はオペラのリハーサルでした。
前にも書きましたが3月27日に千葉県松戸市にある森のホール21というホールで行われるオペラの演奏会の指揮をさせて頂くことになったのです。

指揮者(左)とオペラ団体代表者(右)
詳しい宣伝はまた今度!

1月10日、金曜日は僕の所属している吹奏楽サークル「ウィンドフィルハーモニー」の練習日でした。
チューバを吹くのが約2週間ぶりだったので高音が全然当たらなくて情けなかったです。
一応宣伝を・・・。
東京音楽大学ウィンドフィルハーモニー定期演奏会
1月18日(土) 17:45開場 18:00開演
東京音楽大学B500教室
指揮:大澤和幸
演奏:ウィンドフィルハーモニー部員
曲目
春の喜びに
ディズニー・クラシックス・レビュー
ディスコ・パーティ 他
入場無料となっております!
帰り道、「たいち」さんという大道芸人に出会いました。


「写真を撮った人は絶対にネットに・・・載せてください」と言っていたので写真を載せます(笑)
トークが非常に面白かったです。自然と人を惹きこむようなトーク。本当に人を楽しませるのが好きな人なんだなぁ・・・と当たり前のようなことをしみじみ思いました。
自分も道は違うけども同じ「人を喜ばせる」仕事を選んだ者としては色々と考えさせられるところがありました。

彼のブログを発見したのですが、去年の8月で更新が止まっていました。
さて、本日、1月11日の土曜日は、黒門吹奏楽団の新年度第1回目のリハーサルでした。これで本番までは残り1回、来週の土曜日の練習を残すのみとなりました。
こちらも、宣伝します。
株式会社ビジョンミュージックエンタテインメント主催・アンサンブルコンサートVol.1
1月19日(日)18:40開場 19:00開演
練馬文化センター小ホール 入場無料
出演団体
Voce Chiara(合唱)
Castalia(ミュージカル)
アルチェ・エ・コーダ(弦楽合奏)
黒門吹奏楽団(吹奏楽)
もしよろしければ是非お越しください!
今日は黒門吹奏楽団で3時間指揮を振ってから学校に戻り、オペラのリハーサルで約3時間指揮をしました。
さすがに尋常じゃなく疲れた・・・

しかもよりによって1,2幕通し稽古。歌い手の方も相当お疲れのようでした・・・。
そんなわけで満身創痍です。今日はもう寝て明日に備えたいと思います。
それでは、また!
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